白木の正しいお手入れの仕方について

白木は表面に塗装などの処理が施されていないので、こまめな手入れが必要です。
しかし、手入れの方法を間違えるとかえって状態が悪くなってしまう可能性があります。
そこで今回は、白木の正しいお手入れの仕方について解説していきます。

▼普段の手入れ
白木は、週に1回乾拭きをしてホコリを取り除くことが大切です。
とくに欄間や長押はほこりが溜まりやすく掃除しにくい場所なので、入念に掃除するようにしましょう。

また、白木は水分に弱いので普段から水や洗剤を使って拭くとシミになってしまいます。
少し汚れてきたと感じたら、お湯で濡らしたタオルを固く絞って優しく汚れを拭き取るようにしましょう。
お湯で1回拭くくらいではなかなか汚れは落ちないので、数回に分けて拭くのがポイントです。

▼汚れがひどくなってきたときの手入れ
お湯で拭いても汚れが落ちない場合は、木材用のクリーナーを使って対処します。
使い方は商品によって異なるので、必ず記載された内容を確認して汚れが気になる部分に塗布しましょう。
数分放置して汚れが落ちたら、クリーナーが残らないように水拭きをして、最後に乾拭きをすれば完了です。

▼クギ穴の手入れ
鴨居や柱にクギ穴ができてしまった場合は、楊枝や割り箸を穴の大きさに削り、先端に接着剤をつけて穴に埋めます。
接着剤が乾いたら、飛び出した部分をカットして平らにすれば簡単に穴埋めができます。

▼まとめ
白木はきれいな状態で保つのが難しいですが、手入れの仕方次第でずっときれいに保つことができます。
白木の汚れを防ぎたいという方は、ぜひ弊社にご相談ください。